民事司法改革と司法基盤の整備

活動の概要

民事裁判・家事事件・行政訴訟や裁判外紛争解決手続(ADR)などの「民事司法」は、市民の権利を擁護し、法の支配を社会の隅々に行き渡らせるための公共的インフラです。


日弁連は、1990年以来一貫して「市民のための司法」、つまり市民にとって利用しやすく、分かりやすく、頼りがいのある司法とすることを目指して、改革を求め、また、実行してきました。2001年の司法制度改革審議会意見書から10年の節目を迎え、日弁連は、この改革の原点を再確認し、市民の目線での「第二次司法改革」を提唱し、推進します。


その最重要の柱の一つとして、民事司法改革推進本部(2017年に「民事司法改革総合推進本部」に改称)を設置し、民事司法改革と司法基盤(裁判所の人的・物的基盤など)の整備に取り組みます。


民事司法改革グランドデザイン

「民事司法改革グランドデザイン」は、民事司法改革の基本的視点と方向性を明らかにし、さらに、改革の具体的課題を特定して、当連合会が取り組むべき民事司法改革諸課題の全体像の把握と、各課題の検討及び実現に向けた運動の進捗状況を検証するための基本文書です。


2022年2月に内容を更新しました。詳しくは、以下のPDFをご覧ください。


icon_pdf.gif民事司法改革グランドデザイン (PDFファイル;1.0MB)



シンポジウム報告書

シンポジウム「民事裁判における情報・証拠収集方法の確立に向けて」(2018年9月)


icon_pdf.gif報告書 (PDFファイル;5.2MB)



決議・提言・パンフレット

日弁連の主張については、以下の決議・提言やパンフレットをご参照ください。