日弁連海外ロースクール推薦留学制度20周年記念シンポジウム報告

2018年で日弁連海外ロースクール推薦留学制度発足から20年の節目の年を迎えたことを記念して、2018年12月3日に、20周年記念シンポジウムを開催しました。


 2部構成で行われたシンポジウムの第1部は、「帰国者・留学生報告会」として、2016年度と2017年度に留学を終えた会員や現在留学中の会員、計5名から、留学先の生活・研究環境や留学までの準備等について、最新の情報を報告・共有いただきました。続いて第2部は、パネルディスカッション方式で、「帰国してからの私の活動」というテーマで、過去に本制度を利用して留学した会員6名に、留学経験のキャリアへの活かし方や本制度での留学の意義等について発表いただきました。
 

それぞれの会員の熱のこもった発表は、聴衆の心に響くもので、留学生活がいかに充実したものであったかを示すものでした。
 

今後もより多くの会員に本制度を利用していただき、特定の研究分野の知識・知見の深化だけでなく、異文化での経験を通じて視野を広げ、豊かな感性を磨いて頂ければと思います。


(以下、リンクのある発表者については、当日の発表内容(PPTスライド)をご覧いただけます。)

第1部 「帰国者・留学生報告会」 モデレーター:皆川涼子

初めに、菊地裕太郎日弁連会長より挨拶がありました。1998年にニューヨーク大学との間で推薦留学を開始したことに始まり、その後、カリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、エセックス大学、シンガポール国立大学と提携先大学が拡大していったこと、2018年の夏から留学を開始した会員を含め、これまでのべ64名の会員が本制度を利用したことなどが紹介され、今後も日弁連会員による本制度の利用がますます促進されることを願う旨述べられました。


続いて次の5名の会員がそれぞれの留学生活について発表を行いました。


 icon_pdf.gif加藤丈晴会員(ニューヨーク大学・2016年度客員研究員) (PDFファイル;3267KB)
 icon_pdf.gif川崎拓也会員(カリフォルニア大学バークレー校・2016年度客員研究員) (PDFファイル;3030KB)
 icon_pdf.gif橋本佳代子会員(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校・2017年客員研究員) (PDFファイル;720KB)
 icon_pdf.gif藤本圭子会員(エセックス大学人権センター・2017年客員研究員) (PDFファイル;943KB)
 icon_pdf.gif塚原正典会員(シンガポール国立大学・2018年LL.M.コース) (PDFファイル;1052KB)

 

 

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第2部 パネルディスカッション「帰国してからの私の活動」モデレーター:竹内千春

第2部では、初めに次の6名の会員が自己の留学経験を留学後の活動にどう活かしてきたかについて発表を行いました。


     伊藤和子会員(ニューヨーク大学・2004年度客員研究員)
     北村聡子会員(ニューヨーク大学・2005年客員研究員)
     若井英樹会員(カリフォルニア大学バークレー校・2014年度客員研究員)
     平尾 潔会員(エセックス大学人権センター・2012年客員研究員)
 icon_pdf.gif水島俊彦会員(エセックス大学人権センター・2014年客員研究員) (PDFファイル;2474KB)
     竹内千春会員(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校2011年度客員研究員)


続いて、パネルディスカッション方式で、研究に関連し、留学中一番印象に残っていることは何か、帰国後、研究成果を日常の活動に生かすために意識して行ったことはあったか等について意見交換がされました。


第2部の最後に、カリフォルニア大学バークレー校の Charles D. Weisselberg教授が挨拶されました。同校と日弁連が提携プログラムを開始して来年10年を迎えること、今後ますます両校の関係を緊密なものにしていきたい旨述べられました。


本シンポジウム終了後、開催された懇親会において、日弁連海外ロースクール推薦留学制度の創設に貢献された安藤ヨイ子会員が、同制度設立までの経緯を踏まえ挨拶されました。


 懇親会には多くの会員が出席し、旧交を温めていました。