いつかの未来のために - 法教育コラム
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第67回 高校生の暑い夏


日弁連 市民のための法教育委員会 委員

東京弁護士会 法教育委員会 委員

中村 剛




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「高校生の暑い夏」といえば、夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)や各種スポーツのインターハイなどを思い出す方も多いかと思います。実は、当会が主催している「高校生の暑い夏」を彩る大会があります。当コラムでも度々紹介されている、「高校生模擬裁判選手権」です。


今年で13回目を迎える本大会は、8月3日(土)に全国4ヶ所(東京・大阪・金沢・高松)で行われます。近年は、募集を上回る応募をいただいており、今は各地で予選などが行われています。また、今年の教材もそろそろ配布される時期であり、これから生徒達が本格的に検討していくことになります。出場校の募集期限は過ぎてしまいましたが、観覧は無料で行なえますので、ぜひ大会当日には足をお運び下さい。


私は、第9回から第11回までの3大会を支援弁護士として高校生達の支援を行い、第12回から運営側にまわり、本大会に携わっています。今回は、初めて教材の作成を始めとした大会作りそのものから関わっています。


本大会は、今回で13回目を迎えますが、応募校数は全国で53校と過去最高となり、徐々に広がりを見せています。また、大会だけでなく、大会に参加した生徒達が、自主的に、各地区の大会の優勝校同士で交流戦を行う例や、自分達で教材を作成して模擬裁判を行う例も出てきました。さらに、本大会に参加した生徒達がその後弁護士になり、支援弁護士として生徒達を支援する例なども出てきています。昨年行われた司法シンポジウムでは、模擬裁判選手権に参加して、その後その経験を活かして各界で活躍をされている方にお話いただくなど、本大会が着実に浸透してきているなと実感しているところです。


今後、「高校生の暑い夏」といえば、当会が主催する「高校生模擬裁判選手権」が連想されるような、多くの皆様に広く知られる大会に成長させていきたいと思います。