G7 Bars and Law Societies Roundtable(2021年5月17日)に参加し、G7諸国の弁護士会の新型コロナウイルス感染症からの復興に向けた取組、パンデミック下での司法アクセスおよび弁護士の独立の確保の重要性等について議論しました

英国ロー・ソサエティー(Law Society of England and Wales)の主催により、2021年5月17日午後8時(日本時間)から、G7諸国の弁護士会によるG7 Bars and Law Societies Roundtableがオンラインで開催されました。G7諸国の弁護士会のほか、大韓弁護士協会及びオーストラリア弁護士連合会もオブザーバーとして参加しました。


会議では、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、イタリア、韓国、オーストラリア、EU、日本の各弁護士会の新型コロナウイルス感染症への対応及び感染収束後に向けた対応が報告され、意見交換を行いました。日本弁護士連合会からは、荒中会長及び矢吹公敏副会長が出席し、無料法律相談の実施や会長声明公表について紹介しました。


また、英国ロー・ソサエティーが設定した会議テーマ(弁護士の活動に対する攻撃、ローテック、気候変動、コロナ禍からの経済復興)について議論するとともに、これらテーマに関する決議案について意見交換を行いました。決議案は「2021 G7コーンウォール・サミット」(2021年6月11日~13日)に合わせて採択されました。決議の詳細は以下をご覧ください。