[関東]埼玉弁護士会

埼玉弁護士会

〒330-0063 さいたま市浦和区高砂4-7-20
TEL 048-863-5255
FAX 048-866-6544
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埼玉弁護士会の現況

1 概要・実情

現在、埼玉弁護士会に所属する弁護士数は961名(2023年7月1日現在)、埼玉県の人口は734万人(2023年5月1日現在)を超え、東京都、神奈川県、大阪府、愛知県に次いで全国で5番目の人口を擁している。

 

2 特徴

埼玉県の特徴は、本庁管内の他、各支部(越谷、川越、熊谷)に相当数の弁護士が開業していることである。


本庁管内は、政令指定都市であるさいたま市を中心として都市圏を構成しているが、弁護士業務としては、首都圏に働く人の生活圏として生活関連の事件が多い。また、浦和地区345名、大宮地区208名、川口地区41名、久喜地区10名というように、昨今は、浦和地区以外の簡裁等の所在地区にも弁護士が増加傾向にある。


さいたま市内の各区役所における法律相談を埼玉弁護士会の会員が担当しており、多くの若手弁護士もこれに従事している。


越谷支部管内は、近時、急成長している地域で、弁護士の数も増加しており、東武スカイツリーライン沿線を中心に、弁護士数は現在116名に達している。


川越支部管内は、もともと独立した経済圏、生活圏を構成しており、若手会員も多く、活発な活動を展開している。弁護士数は現在161名(川越地区108名、所沢地区49名、飯能地区4名)に達している(2023年7月1日現在)。


熊谷支部管内も弁護士に対する需要は旺盛であり、弁護士数は現在79名(熊谷地区74名、秩父地区5名)に達している。


また、秩父管内には、法律相談センターが設置され、本庁、川越ないし熊谷支部管内の弁護士が、週1回の法律相談を担当している。


3 裁判所の事件数

埼玉県には、さいたま地裁・家裁本庁のほかに越谷、川越、熊谷、秩父の四つの支部がある。


2019年度の民事事件新受件数は、さいたま地方裁判所27,735件、さいたま地方裁判所管内簡易裁判所33,788件となっており、刑事訴訟事件では、さいたま地方裁判所管内新受人員総数は3,472人となっている。


4 弁護士会の活動

埼玉弁護士会には70を超える委員会等があり、会務活動は活発であり、若手弁護士も積極的に会務活動に参加している。各委員会の中では、新人弁護士であろうと、どんどん重要な役割につき、大いにやりがいがある。もちろん、活躍を担保するための研修、学習会などは、研修委員会や各担当委員会を中心に頻繁に実施されている。