[関東]神奈川県弁護士会
神奈川県弁護士会
〒231-0021 横浜市中区日本大通9
TEL 045-211-7707(代表)
FAX 045-212-2888
URL http://www.kanaben.or.jp
1 神奈川県弁護士会の概要
神奈川県弁護士会は、1880年6月、「横浜代言人組合」として発足し、2030年には創立150周年を迎えます。また、かつては裁判所の名称に合わせて「横浜弁護士会」と称していましたが、大議論を経て、2016年4月から現在の会名に変更しました。
会員数では全国で6番目の大規模弁護士会でありながら、大きな会派がないのが特徴です。うち、女性会員は全体の約20%、66期以降の若手会員の比率は約33%で、会の内外を問わず、元気に活躍しています。
2 各支部の紹介
裁判所の支部に対応して、弁護士会も川崎支部、県西支部(注;横浜地家裁小田原支部に対応)、横須賀支部、相模原支部の4支部があります。
(1)川崎支部
管轄地域である川崎市は南北に長く、京浜工業地帯の一角をなす南部と首都圏のベッドタウンである住宅地の北部と、それぞれ特色があります。川崎支部では、会員数の増加が著しく、若手会員が活躍しています。
(2)県西支部
管轄地域は、相模川以西の厚木市、愛川町、清川村、平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町の合計18市町であり、神奈川県内の最も広いエリアをカバーする支部です。
県西支部は、以前は小田原支部という名前でしたが、上記の広範なエリアを総称する名称として、県西支部に改称しました。
(3)横須賀支部
管轄地域は三浦半島一円です(横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町)。横須賀市は、米海軍基地をかかえる基地の街ですが、坂が多い起伏に富んだ地形です。
(4)相模原支部
管轄地域は相模原市、座間市で、1994年に開設された比較的新しい支部です。首都圏のベッドタウンとして発展した人口急増地域で、相模原市は2010年に政令指定都市となりました。相模川周辺や旧津久井郡では豊かな自然が残されています。
3 神奈川県弁護士会(かな弁)の「推しテン(10)!」
(推し1) 法律相談などの幅広い業務展開
神奈川県弁護士会では、県内各所に総合法律相談センターを設置し、分野を問わない総合法律相談のほか、債務整理相談、消費者被害相談など各種専門相談を行っています。また、それ以外にも、県内自治体・各種団体で実施されている無料法律相談への弁護士の派遣を行っております。これらは、若手弁護士の重要な受任の機会となっています。その他、顧問弁護士斡旋などの紹介、当番弁護士の派遣も行っています。
これらの各業務は、若手弁護士にとって重要な受任の機会となっています。
(推し2) 法教育の取組 ~主に若手会員による講師派遣~
法教育委員会(登録5年前後の若手会員が多く参加しています)が中心となって、中学校・高校での出前授業、法廷傍聴、模擬裁判などを積極的に行っています。
また、法曹養成委員会では、法曹志望者を増やすべく、主に高校生を対象として、若手の裁判官・検察官と協同して法曹ガイダンスも実施しています。
(推し3) 若手支援の切り札!チューター制度
登録1年未満の新人会員を対象とするチューター制度があり、ベテラン・中堅・若手の先輩会員3名がチューターとなって、新人会員のための勉強会や懇親会を1年間にわたって実施しています(若手会員育成支援委員会が担当)。
(推し4) 充実した会員研修
研修委員会や専門の委員会が実施する各種研修(労働・破産・刑事・相続・交通事故など)のほか、専門実務研究会が実施する各種研修も充実しています。また、会員専用ホームページでは、研修動画の配信も行っています。
(推し5) 気軽に利用できる会員サポート・相談
神奈川県弁護士会には、日弁連とは異なる、独自の「会員サポート窓口」を設置しています。簡易な申込手続で、電話又は面談の方法により、経験10年以上の会員が各種の困りごと(ボス弁との関係、弁護士業務上の悩みなど)の相談に応じてくれるので、気軽に利用できます。
また、別途、ハラスメントに関する相談窓口もあります。もちろん、相談内容に関する秘密は厳守されます。
(推し6) 活発な委員会活動
50を超える委員会が設置され多種多様な委員会活動を行っております。若手会員は複数の委員会に参加し、活発に活動しております。
(推し7) 専門性を得たいなら専門実務研究会
15の分野(遺言・相続、IT法、会社法、家族法、環境法、行政法、交通事故損害賠償、債務者の権利、信託、スポーツ法、知財法、倒産法、独禁法、不動産法、マンション法)において専門実務研究会があり、研究会の開催のほか、「専門実務研究」という論文集も毎年発行しています。このように、参加会員は知的興味を満たしながら専門性も得られます。
(推し8) 会費が安くなるかも?
司法修習終了後2年以内の会員は当会会費が半額となります。また、出産、育児に伴う会費減免や会館維持運営会費の支払猶予の制度もあります。
(推し9) 趣味やワーク・ライフ・バランスも大事にしよう!
野球、サッカー、テニス、写真、絵画、囲碁・将棋など、弁護士業務外の趣味・サークル的な活動も活発です。
男女共同参画の観点からは、「女性会員の意見を聞く会」を毎年実施しており、執行部に直接意見を届けられます。不定期ではありますが、出産・育児等の私生活と業務との両立に関するお悩みなどにつき気軽に情報交換できる「子育てカフェ」も実施しています。
(推し10) 魅力あふれる施設
本部会館は5階建てで、裁判所や検察庁の隣です。打合せ室、会員談話室等も利用でき、全館、無線LANが完備されています。地下には法律専門書を扱う書店や、FAX、プリンターも使用できる会員のための執務室もあります。
4つの支部においても各々、支部会館を持っているので(とりわけ県西支部は2022年に移転したばかりで新しい)、支部にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
4 神奈川県弁護士会(かな弁)はあなたをお待ちしております!
神奈川県弁護士会には、多士済々、幅広い世代の弁護士が所属しておりますが、会の将来を担う、若手会員が積極的に弁護士会の活動に参加することが期待されています。首都・東京のすぐ隣にありながら東京ではきっと味わえない、適度に都会で適度に田舎、そして国際色もあるという多様な地域性を有する神奈川県弁護士会に登録してみてください!
なお、就業問題対策委員会が就職説明会等を毎年開催し、司法修習生の就職の支援等も行っていますので、ぜひご参加を!
会員一同、お待ちしております!
就職についてのお問い合わせ
神奈川県弁護士会 業務課第1係
TEL 045-211-7711