会長からのご挨拶・今週の会長

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会長からのご挨拶

中本和洋会長

新年あけましておめでとうございます。

 

本年が皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
昨年は、世界各国で政権が変わり、世界各地で軍事紛争やテロが続発し、混沌とした不安定な一年でした。日弁連は、平和で安定した社会を目指し、平和と人権を守る取組に全力を尽くしてまいります。

 

昨年4月19日に裁判所法の一部改正法が成立し、12月に修習を開始した第71期司法修習生から、新しい給付金制度が創設されました。ご支援を頂いた皆様に対し心から感謝申し上げます。

 

市民生活に影響を与える内容を多く含む民法(債権法)の一部改正法が成立しました。日弁連では、2020年4月1日の施行に向けて、法務省ほか関係機関と連携し、本改正の内容の周知を図る取組を行っていきます。

 

日弁連は、いわゆる共謀罪の創設を含む組織的犯罪処罰法改正案について、市民の人権や自由を広く侵害するおそれが強いものとして、一貫して反対してきましたが、昨年6月に、改正法が成立しました。成立後は、本法律が恣意的に運用されることがないよう厳しく注視していく必要があります。

 

昨年10月に行われた衆議院議員総選挙により、現在の与党が引き続き政権を担うこととなり、国会では、憲法改正問題が議論されることが予想されています。日弁連では、憲法9条の改正問題について、改正の立法事実、改正案に対する法的解釈、改正案から推測される事態等について、改正の積極・消極双方の立場から検討し、必要に応じて国民の皆様に情報提供できるようにしていきたいと考えています。

 

利用者から、司法アクセスの改善と権利救済の実効性の向上が求められています。司法予算を拡大し、裁判所の機能強化を図り、民事法律扶助制度や弁護士費用保険の拡充を図り、司法アクセスの改善を実現する必要があります。また、民事執行法の改正と証拠収集手続や損害賠償制度の改革検討等に取り組み、真に頼りがいのある司法を実現しなければなりません。
 
この他にも日弁連は、えん罪を生まない刑事裁判の実現と死刑制度廃止の実現に取り組んでいきます。また、広く有為かつ多様な方々に法曹を志望していただけるよう、法曹の魅力や弁護士の活動等について広く発信するとともに、引き続き法曹養成課程における各種の課題を克服する取組を行います。

 

日弁連は、利用しやすく頼りがいのある司法を築き、法の支配を社会の隅々に行き渡らせる社会の実現に向けて、今後も全力を尽くします。

 

皆様のご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。




2018年(平成30年)1月1日               
      日本弁護士連合会会長                      

 

 

 

2016年・2017年度 会長 中本 和洋(なかもと かずひろ)
中本和洋会長プロフィール

1972年 京都大学工学研究科修士課程修了
1981年 弁護士登録(司法修習第33期)
2010年 日本弁護士連合会理事
2011年 日本弁護士連合会副会長

       大阪弁護士会会長

2016年・2017年度 日本弁護士連合会会長

=主な日弁連委員履歴=

2003年~2005年 弁護士任官等推進センター 事務局長
2007年~2009年 民事裁判手続に関する委員会 委員長
2009年~2011年 不当な収益のはく奪・集合訴訟に関する検討ワーキンググループ 座長
2011年~2012年 立法対策センター 委員長
2011年~2015年 民事司法改革推進本部 本部長代行

   

今週の会長

日本弁護士連合会会長の対外的活動や出席会議などをピックアップして1週間毎にご紹介します。

※一部週間につきましてはまとめてのご紹介とさせていただきます。

 

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2018年1月1日~1月13日

1月5日

  • 日弁連仕事始めの会に出席。(写真)(於:弁護士会館)


会長挨拶

1月9日

  • 2018年新年挨拶交換会に出席。(写真)(於:弁護士会館)

開会挨拶 会場の様子 次々に挨拶を交わす