会長からのご挨拶・日弁連Diary

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会長からのご挨拶

菊地裕太郎会長



会長就任から3か月が経過しました。目まぐるしいスケジュールをなんとかこなしつつ、お陰様で15人の副会長、菰田優事務総長、7人の事務次長及び職員と共に元気でやっております。
 

4月は挨拶回りで、数十の団体・機関と200人程の方々を訪問いたしました。各省庁はじめ関係する方々が、日弁連の意見書、パブリックコメントの募集に対応した意見、会長声明などによく目を通されていて、日弁連の発信力の高さを実感するとともに、日弁連の活動の奥行きの深さに改めて思い至りました。
 

5月25日に高松市で開催された日弁連定期総会は、大幅な時間延長となりましたが、充実した議論がなされ、無事に終えることができました。今回の定期総会で決議をした憲法改正問題も、いわゆる谷間世代(修習時代に無給であった期の方々)の支援策問題も、入口の扉を開けただけで、これからが山場です。皆様のより一層のご支援をお願いいたします。
 

日弁連では、使い勝手の良い、より役立つ民事司法制度を目指して、制度改革に向けた活動を展開しています。多くの市民の皆さんが容易に司法にアクセスし、権利の実現を図ることのできる実効性のある制度にしたいと存じます。また、民事裁判のIT化の検討が急ピッチで進められており、市民目線でのIT化が必要だと考えております。さらに、交通事故以外の様々なトラブルについても、弁護士費用を保険で賄える各種弁護士保険が拡がりつつありますので、多くの市民の皆さんにご活用いただければと存じます。


法律・法制度は大変革の時を迎えています。債権法に関する改正民法の施行が迫っていますし、改正刑事訴訟法の施行(6月1日)により、被疑者国選弁護事件の対象が勾留状発付の全件に拡がり、いわゆる司法取引制度も施行されました。現在試行的に運用されている取調べの可視化も来年6月までに正式に実施されます。相続法、会社法、労働法制など重要な改正が目白押しで、私たち弁護士はこれらの改正法に習熟して、市民・企業の皆さんの期待とニーズにしっかり応えて参ります。
 

日弁連や各地の弁護士会連合会・弁護士会は、憲法問題や死刑制度などのシンポジウムをはじめ、様々なイベントを開催し、市民の皆さんと共に考える機会を設けています。また、法律相談等のご案内を通じて、「身近で頼りがいのある弁護士」を目指しています。日弁連・弁護士会のウェブサイトが、日弁連や各弁護士と市民の皆さんとの接点になって欲しいとの願いを込めて、私のメッセージといたします。




2018年(平成30年)7月1日               
      日本弁護士連合会会長                      

菊地裕太郎会長  

 

2018年・2019年度 会長 菊地 裕太郎(きくち ゆうたろう)
菊地裕太郎会長プロフィール

1977年 東京大学法学部卒業
1981年 弁護士登録(司法修習第33期)
2000年 日本弁護士連合会常務理事
2013年 日本弁護士連合会副会長

       東京弁護士会会長

2018年・2019年度 日本弁護士連合会会長


=主な日弁連委員履歴=

2006年~2008年 弁護士業務総合推進センター 副本部長
2008年~2010年 法曹人口問題検討会議事務局長
2010年~2012年 若手法曹サポートセンター副本部長
2014年~2017年 法律サービス展開本部 自治体等連携センター長

2018年04月01日          会長からのご挨拶(2018年4月1日)

   

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