弁護士べんごし仕事しごと

どんなトラブルを解決かいけつするの?

弁護士が解決かいけつするトラブルには、「民事事件みんじじけん」と「刑事事件けいじじけん」があるって聞いたよ。
どんなちがいがあるの?
簡単かんたんに言うと、みんなの生活せいかつらしのなかでこるあらそいごとが「民事事件みんじじけん」で、わるいことをしたのではとうたがわれて警察官けいさつかん検察官けんさつかん捜査そうさけるものを「刑事事件けいじじけん」というよ。
刑事事件けいじじけんで、弁護士は悪いことをした人を守るの?
警察官けいさつかん検察官けんさつかんに、悪いことをしたのではないかとうたがわれて捜査そうさされる人(被疑者ひぎしゃ)や裁判さいばんにかけられた人(被告人ひこくにん)であっても裁判で有罪ゆうざいと決まるまでは、「悪いことをした」かどうかわからないんだ。
被疑者や被告人が本当に悪いことをしたのか、悪いことをしたのであればどのような刑罰けいばつを受けるべきかなど、被疑者や被告人の権利けんりまもり、きちんとした手続てつづきを受けられるようにするのが弁護士のお仕事しごとだよ。
民事事件みんじじけんでは、弁護士はどんなことをするの?
民事事件みんじじけんは、おかねしたのにかえしてくれないとか、家庭かていのなかであらそいになったとか、生活せいかつのなかでこる争いごとのことだよ。
弁護士は、争いごとの一方いっぽうの「代理人だいりにん」となって、こまっている人の手助てだすけをするんだよ。
弁護士は、いろいろなトラブルを解決かいけつする手助てだすけをしてくれているんだね。
こまったときは弁護士に相談そうだんするといいフバ!

まとめ

弁護士が手助けをして解決を目指すトラブルには、大きく分けると「民事事件」と「刑事事件」という2つの種類があります。

「民事事件」というのは、お金を貸したのに返してくれないとか、家庭のなかで争いになったとか、私たちの日常生活のなかで起こる争いごとのことです。ここで、弁護士は、事件の一方の代理人となって、困っている人の手助けをします。
「刑事事件」は、罪を犯した疑いのある人(被疑者)や罪を犯したとして裁判所に起訴された人(被告人)の捜査・裁判に関係するものをいいます。刑事事件では、弁護士は「弁護人」として、被疑者や被告人を弁護します。

民事事件と刑事事件