法律ほうりつ

ルールはどうやって決めるの?

ルールって大切たいせつなんだね!
じゃあ、どうやってルールを決めたらいいの?
学校のそうじ当番とうばんを例に考えてみるフバ!
まず、学校のそうじ当番とうばんは本当に必要ひつようか?というところから考えてみましょう。
そうじ当番とうばんって、ぼくきらいだな…。
なくしてもよいと思う!
でも、きたな教室きょうしつ勉強べんきょうするなんていやだな…。
そうじ当番とうばんをなくせばらくにはなるでしょうが、やはり、ゴミだらけの教室きょうしつごすのは居心地いごこちわるいですね。
健康けんこうにもよくないよね。
そうすると、やはり、だれかがそうじをしなければならないということになりますよね。
そして、みんなが順番じゅんばんにそうじをするには、そうじ当番とうばん必要ひつよう、ということになりませんか?
うん!そうだね、そうじ当番とうばん必要ひつようだね。
じゃあ、そうじ当番はどうやって決めればいいんだろう?
くじ引きで決めるのはどうかな?
くじ引きであれば、そうじ当番とうばんになる人を必ず決めることができるかもしれないね。
でも、くじ引きだと、毎日まいにちのようにそうじ当番になる人がでてきたり、逆に、ほとんどそうじ当番にならない人もでてきてしまうかもしれないよね。
それじゃあ、不公平ふこうへいだよ!!
そうだね。
不公平ふこうへい方法ほうほうでは、多くの人は納得なっとくしないよね。
だからこそ、班ごとにとか、席の列ごとにとか、みんなが順番じゅんばんにそうじ当番とうばんになるようにルールを決めることが多いのです。
ルール作りに正解せいかいはないフバ!
みんなで意見いけんい、はなって、みんなが納得なっとくできるルールを決めていくのがよいフバ!

まとめ

ここでは、教室のそうじ当番を例に、ルールをどうやって決めたらよいのか、話し合ってみました。
ゴミだらけの教室で過ごすのは居心地が悪いですし、衛生上もよくありません。だれかがそうじをした方がよいので、担当制にする方法が考えられます。
そして、そうじ当番を決める場合には、不公平な方法ではなく、多くの人が納得できるよう、公平な方法であるべきです。例えば、クラスの班ごとや席の列ごとに、そうじ当番を担当すれば、みんなが順番にそうじ当番になるので、公平なルールといえるでしょう。

話し合い

では、そうじ当番をさぼった人がいるときは、どうすればよいでしょうか?1回でもさぼったら、その後1年間、ずっとそうじ当番をしなければならない、というルールにするのはどうでしょう?
これは少し重すぎるように感じるかもしれません。しかし、1回さぼった人は2回分のそうじをする、というルールならば、みんなが納得できるのではないでしょうか。

こうした問題に正解はありません。みんなで意見を出し合い、話し合って、適切なルールを決めていきましょう。