日本弁護士連合会ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言


icon_pdf.gif推進宣言全文 (PDFファイル;489KB)

2024年2月15日
日本弁護士連合会

 

本推進宣言について

日弁連は、2024年2月15日付けで「日本弁護士連合会ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言」を取りまとめました。


日本弁護士連合会ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言

日本弁護士連合会(以下「当連合会」といいます。)は、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士の使命を果たすため、様々な分野で人権擁護活動を行っています。人権侵害を受けた方々からの申立てを受けた人権救済活動のほか、女性、LGBTQ、障がい者、外国籍の方々などの権利の向上のため様々な人権活動を展開しています。また、当連合会の男女共同参画に関わる分野においても施策を推進しハラスメントの根絶等の取組も行ってきました。


近時、社会においても、多様性(ダイバーシティ)を尊重し、包摂性(インクルージョン)を推進する取組(「D&I」と呼称されています。)の重要性が認識されるようになってきています。多様な人々がそれぞれの個性や能力を発揮できるよう、様々な属性の違いを認め、尊重し、活かしていくダイバーシティ&インクルージョンの概念の広がりに伴い、人々の意識も変容しつつあります。この意識の変革に伴い、社会の様々な制度やその運用も変化していくことが期待されます。社会やコミュニティ、それぞれの組織の内外において、様々な属性を持つ人々がありのままで受容され、その個性を活かして能力を発揮し、互いに理解し共存しつつ公正で平和な社会を発展させていく、そのような未来に向けた指針を今、描くことが求められています。


そこで当連合会は、これまでに行ってきた人権に関わる取組を組織的・横断的に捉え直し、改めて当連合会内部に目を向け、多様性の尊重という普遍的理念を確認し、多様な価値の尊重と受容を進めるべく、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することを、ここに宣言します。


当連合会は、以下のとおり、構成員である弁護士だけでなく、関係する全ての人々に向けて、当連合会・各弁護士会・弁護士の活動の更なる活性化を進め、それによって、市民社会の期待に応えると共に、全ての人の人権が尊重される公平・公正な社会の実現、一人一人がありのままで受け容れられ活躍することのできる社会への貢献を目指します。


1 多様性(ダイバーシティ)の尊重
当連合会は、弁護士のみならず、関係する全ての人々について、性別・性自認・性的指向・国籍・人種・民族・出自・障がいの有無・疾病の有無・年齢・家族関係などの属性や差異を受け容れ、多様性を尊重します。


2 包摂性(インクルージョン)の推進
当連合会は、弁護士のみならず、関係する全ての人々が、その能力や個性を最大限に活かして活躍できるよう、様々な属性や差異に配慮し、受け容れます。


3 意識啓発と環境整備
当連合会は、多様性の尊重と包摂性の推進へ向けて、当連合会内部の意識啓発と環境整備に努めます。とりわけ、ハラスメントや差別を取り除くため、研修・啓発活動等による弁護士の意識の変革・向上に取り組みます。


(※本文はPDFファイルをご覧ください)