砕石及び砂利の出荷基準(案)に対する意見書

2012年3月8日
日本弁護士連合会


 

本意見書について

経済産業省が実施した砕石及び砂利の出荷基準案に対する意見公募(パブリックコメント)に対し、日弁連は、3月9日付けで、意見書を提出しました。

 

本意見書の趣旨

1 対象地域を、福島県内の浜通り及び中通りの地域にある採石場及び砂利採取場に限定すべきでない。



2 一般的な暫定基準値は「100Bq/㎏」、屋外の公共工事に使用される製品の暫定基準値は「表面線量率が0.23μ㏜/h 以下」と規定されているが、これらを測定する測定器については、国が認定した規格に合致するものに限るべきである。



3 屋外の公共工事に使用される製品が出荷可能な場合を、「表面線量率が0.23μ㏜/h 以下」と規定し、一般の場合の暫定基準値である「100Bq/㎏」を大幅に緩和する以上、当該製品の使用用途が限定される担保が確保されなければならない。

 

(※本文はPDFファイルをご覧ください)