「薬害再発防止のための医薬品行政の見直しについて(第一次提言)」に対する意見書

2009年10月30日
日本弁護士連合会


本意見書について

厚生労働省の「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」は、薬害肝炎事件の発生及び被害拡大の経過及び原因等の実態について、多方面からの検証を行い、再発防止のための医薬品行政の見直し等について提言することを目的として設置され、2009年4月に「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(第一次提言)」のとりまとめを行い、現在、意見募集(パブリックコメント)がなされています。


日弁連では、第一次提言に対する意見書をとりまとめ、2009年11月10日付けで厚生労働大臣あて提出しました。


意見書の項目

  1. 薬害被害者や市民が参加した監視機関の創設について
  2. 国民から厚生労働省に対する申立制度の創設について
  3. 薬事法改正について
  4. 情報公開の徹底・積極的提供義務を果たすための諸制度の整備について
  5. 臨床研究と治験の一貫した法制度の整備について
  6. 未承認薬・適応外処方について
  7. 医薬品副作用被害救済制度の救済対象の拡大と給付の充実

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