情報通信審議会 情報通信技術分科会 研究開発・標準化戦略委員会「我が国の国際競争力を強化するためのICT研究開発・標準化戦略(案)」に対する意見書

2008年5月23日
日本弁護士連合会


本意見書について

本意見書は、2008年5月23日、総務大臣宛に提出しました。
意見の趣旨は、次のとおりです。


報告書は、情報通信技術(ICT)分野における我が国の国際競争力を強化する観点から、研究開発・標準化に関する具体的な推進方策について検討し、その具体策を提言したものであり、その問題認識と詳細にわたる調査検討内容は有益である。

報告書に盛り込まれた各種の提言の具体化・実現のためには、企業、大学、政府等の各自の取り組みが必要であるが、とりわけ契約実務、法的紛争予防・解決等の実務経験を踏まえた法律実務家の積極的参加が不可欠である。我々弁護士は、我が国唯一の在野実務法曹として、我が国のICT分野における国際競争力強化を担う人材を供給する責務を果たす所存である。制度設計及び運用に際しては、弁護士の十分な関与を確保していただくよう要望する。

また、我が国のICT分野における国際競争力強化のためには政府規制等既存制度の革新的見直しが必要である。


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