更生保護制度の改革についての意見


2006年(平成18年)1月19日
日本弁護士連合会


 

本意見書について

法務省は、保護観察対象者による重大犯罪が相次いだことを受け、更生保護制度全般について検討・見直しを図るため、2005年7月20日に「更生保護のあり方を考える有識者会議」(以下「有識者会議」という。)を立ち上げ、同年12月26日にこれまでの議論をまとめた中間報告書を公表し、市民に意見募集を行いました。


日弁連は有識者会議の設置動機としては保護観察対象者による再犯防止が色濃くあり、中間報告書も再犯防止機能を強調している点に問題はあるが、更生保護制度改革を行い、よりよいものに改善していくことついては賛成しています。そこで、日弁連は、更生保護の目的、中間報告が指摘する現状の問題点に追加しての問題提起、今後の改革の具体的展望についての意見書を2006年1月19日の理事会で取りまとめ、同月27日に法務省保護局に提出しました。

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