「心神喪失者等医療観察法鑑定ガイドライン」策定に対する意見書

2005年2月25日
日本弁護士連合会


本意見書について

第1 意見の趣旨

厚生労働省の関与に基づき策定が進められている「心神喪失者等医療観察法鑑定ガイドライン」は,その方法や確度などにおいて科学的に確立しているとはいい得ない「将来の危険(再犯)予測」の鑑定を誘導するもので,医療を強制する処遇要件として当初の法案にあった「いわゆる『再犯のおそれ』」の要件を削除して修正成立した医療観察法の規定に反するものである。


したがって,当連合会は,鑑定ガイドラインの策定を中止することを求める。


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