大阪弁護士会の弁護士の逮捕に関する日弁連コメント

2015年(平成27年)6月10日

日本弁護士連合会

 

 

 

昨日、大阪弁護士会に所属する弁護士が、顧問先の会社からの預り金約2億4800万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。


当連合会は、会員の逮捕という事態を厳粛に受け止め、本件の事実の把握に努めているところです。事案の解明は、今後の捜査の進捗及び裁判を待つところですが、仮に被疑事実のとおりであるとすると、弁護士に対する信頼を著しく損なう重大な問題であって、極めて遺憾です。


弁護士の不祥事が相次いだことを受け、当連合会としては、再発防止のための対策を講じているところです。


引き続き、弁護士、弁護士会に対する市民の信頼の回復に全力を尽くしてまいる所存です。