福岡県弁護士会の元弁護士に対する有罪判決に関する日弁連コメント

2013年(平成25年)12月24日

日本弁護士連合会

 

 

 

本日、福岡県弁護士会の元弁護士に対し、懲役5年の実刑判決が福岡地方裁判所で言い渡されました。本件は、成年後見監督人として選任されていた元弁護士が、成年後見人が管理していた金員4,400万円を詐取したほか、依頼者3人からの預り金約1,370万円を着服したとされる事案です。


本判決により弁護士の不正行為が認定され実刑判決が言い渡されたことは、誠に遺憾であり、極めて重大な問題として、厳粛に受け止めています。


本件を含め、弁護士に対する信頼を著しく損なう不祥事が相次いだことを受け、当連合会としては、再発防止のための対策を講じているところです。


引き続き、弁護士、弁護士会に対する市民の信頼の回復に全力を尽くしてまいる所存です。