裁判員本部
日弁連の裁判員制度に関する各活動をご紹介します。
日弁連は、平成16年5月28日に「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が公布されたのを受けて設置された「裁判員制度実施本部」を中心に、裁判員制度のスタートに向けた準備・検討を約5年間進めてまいりました。法律が施行された現在は、「裁判員本部」に改組し、裁判員制度の運用状況の情報収集やそれに基づく改善提言、裁判員裁判における弁護活動のあり方の研究を進めております。
日弁連裁判員制度の各活動
裁判員本部内のプロジェクトチーム
弁護戦略研究プロジェクトチーム 裁判員裁判において、有効な弁護活動をどのように展開していくか研究を進め、その成果を論文や資料として編纂します。
法廷技術プロジェクトチーム 実際の法廷で裁判員が「見て、聞いて、わかる」弁護を実現するために、法廷での弁護技術の研究を進めるとともに、弁護士に向けた研修を実施します。
情報分析プロジェクトチーム 裁判員裁判の運用状況や各地の事例に関する情報を収集・分析しています。また、その分析をもとに、弁護士として取り組むべき課題・問題点等を共有することを目的に「裁判員裁判に関する経験交流会」を企画・実施しています。
精神鑑定研修プロジェクトチーム 裁判員裁判の中には責任能力が争われている事案が一定数ありますが、そうした事案の運用に関する情報を収集・分析しています。また、その分析をもとに、弁護士として取り組むべき課題・問題点等を共有することを目的に「責任能力が争われる裁判員裁判に関する経験交流会」を企画・実施しています。
研修への取り組み