第64回人権擁護大会シンポジウム第2分科会「デジタル社会の光と陰~便利さに隠されたプライバシー・民主主義の危機~」

いまや私たちは、好むと好まざるとにかかわらずデジタル社会の中に組み込まれた生活を送り、大きな利便性を享受しています。しかし、他方で、デジタル社会の基盤を提供するデジタルプラットフォーマーは、私たちのインターネット上の検索・閲覧・移動履歴などを長期間大量に蓄積し活用することで収益を上げ、私たちの投票行動にまで影響を与えようとすることも行われています。


私たちは、このようなデジタル社会の利便性の裏側にある、現代のプライバシー問題あるいは情報流通の問題に向き合い、適切な情報を得て自己決定ができるようにする必要があります。本シンポジウムでは、EU諸国での新たな試みも参考にして、私たちの情報主権が全うされた自律的なデジタル社会の実現を目指すべく、関係する問題点について議論し、提言を行います。ぜひご参加ください。


日時 2022年9月29日(木) 12時30分~18時00分
内容

【12時35分~13時35分】
■第1 基調報告
 第64回人権擁護大会シンポジウム第2分科会実行委員会


【13時35分~14時35分】
■第2 基調講演「報道されないデジタル化の真実と守るべき情報主権」
 堤 未果 氏(国際ジャーナリスト)


【14時45分~15時15分】
■第3 寸劇(コント)
 ザ・ニュースペーパー

【15時20分~16時50分】
■第4 パネルディスカッション
第1部「DPFに対し、世界はどのように取り組んでいるか。」

パネリスト:

 山本 龍彦 氏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)

 若江 雅子 氏(読売新聞編集委員)  

 宮下 紘 氏(中央大学総合政策学部教授)
 山田 太郎 氏(参議院議員、前デジタル大臣政務官)
コーディネーター:
 武藤 糾明 弁護士(福岡県弁護士会、第2分科会実行委員長)
 伊藤 しのぶ 弁護士(茨城県弁護士会、第2分科会実行委員)


【17時00分~18時00分】
■第5 パネルディスカッション

第2部「我が国のデジタル化はどうあるべきか」
パネリスト:
 山本 龍彦 氏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
 若江 雅子 氏(読売新聞編集委員)
 宮下 紘 氏(中央大学総合政策学部教授)
 山田 太郎 氏(参議院議員、前デジタル大臣政務官)
コーディネーター:
 水永 誠二 弁護士(東京弁護士会、第2分科会実行副委員長)
 武藤 糾明 弁護士(福岡県弁護士会、第2分科会実行委員長)


※時間は目安です。当日の進行によって前後する可能性がありますので、ご了承ください。

お問合せ先

日本弁護士連合会 法制部法制第一課
TEL:03-3580-9978 FAX:03-3580-9899