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第16回定期総会・被爆者に対する援護立法措置を求める決議
(決議)
原爆の惨禍に見舞われて以来、既に二十年の歳月が経過している。しかるに、現在なお、被爆者は二十七万人を数え、その大多数は悲惨な生活にあえぎ、戦争の爪跡は今なお消えていない。
政府は「原爆被爆者手帳」を交付して、被爆者の医療に便宜を与えているとはいえ、原爆被害の深刻な特殊性に鑑み、速やかに、被爆者に対する適切なる援護立法の措置を講ずべきである。
右決議する。
1965年(昭和40年)5月29日
第16回定期総会


