家事法制シンポジウム「『内密出産』を考える」

近時、さまざまな事情から、妊娠の事実を他者に知られたくない女性が、医療機関だけに身元を明かして出産する「内密出産」が注目を集めています。「内密出産」は、安全な医療機関での匿名での出産を可能にした上で、母親が不明なかたちのまま子どもの出生登録をすることを認めること、母親のプライバシーと子どもの出自を知る権利の調整のための制度を確立することなどを保障しようとするものですが、日本では、そのような「内密出産」の是非をめぐる議論が十分には行われておらず、また、それを可能とする法的根拠も存在しません。


この問題の背景には、妊娠や出産をめぐる社会の実情や求められる支援とはなにか、それを支える法律や制度のあり方など多様な課題が存在すると考えられます。


折しも、2022年10月、「内密出産」に関して、医療機関や自治体の対応を示したガイドラインが初めて公表されました。そこで、本シンポジウムでは、「内密出産」について、問題の背景を整理するとともに、今後検討すべき法的問題点とその解決に向けた課題について議論したいと考えています。ぜひご参加ください。


日時

2022年12月17日(土) 13時30分~16時30分

場所

弁護士会館2階講堂「クレオ」BC
【オンライン併用開催】Zoomウェビナーによるオンライン配信を予定

参加費・受講料

参加費無料・事前申込制
【申し込み期限:2022年12月9日(金)17時00分】

参加対象・人数

どなたでもご参加いただけます。

内容

【プログラム(予定)】

■第1部 基調講演「内密出産をめぐる現在の状況について」
 奈良大学文学部 床谷文雄 教授


■第2部 パネルディスカッション「『内密出産』をめぐる問題と課題について」
《パネリスト》
 奈良大学文学部 床谷文雄 教授
 前・熊本市要保護児童対策地域協議会「こうのとりのゆりかご」専門部会委員 国宗直子 弁護士
 (一社)ベアホープ理事・(一社)全国妊娠SOSネットワーク理事 赤尾さく美氏
 家事法制委員会 橘高真佐美弁護士
《コーディネーター》
 家事法制委員会 林千賀子弁護士

 申込方法

以下の申込フォームからお申し込みください。
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※オンラインの参加方法は、開催日が近づきましたらお申し込みされた方宛てにメールにてご案内いたします。
icon_pdf.gifチラシ (PDFファイル;304KB)

主催

日本弁護士連合会 法制第一課
TEL:03-3580-9843 FAX:03-3580-9899

備考

申込者が定員に達した場合は本ページにてお知らせいたします。


【オンライン参加の方向け注意事項】

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・インターネットをご利用いただける環境

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icon_page.pngZoomサービス規約

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icon_page.pngZoomインストール

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icon_page.pngミーティングテスト

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