法科大学院のウェブ授業に関するシンポジウム

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、各法科大学院は、2020年度開始時から、急遽、ウェブ授業の導入を余儀なくされました。


これは、当初想定されていなかった大きな変化であったと思われますが、それぞれの法科大学院の教員および学生によるさまざまな試行錯誤の結果、コロナ禍の中でも、各法科大学院において、途切れることなく法科大学院教育は継続してきました。この間に実践を通じて得られた経験知には、これからの法科大学院教育にとって、有意義なものが多数含まれていると考えられます。


他方で、コロナ禍により対面の法科大学院生活が制約されることは、法科大学院生に大きな影響を与えました。学習や生活のリズムを崩す、効果的な学習方法を習得できない等の悪影響を受けた者もいれば、ウェブ授業から恩恵を感じている者も一定数いると考えられます。


そこで、当連合会は、2021年度、法科大学院のウェブ授業の実態を調査すること、特に、当事者である学生および教員の生の声を聞くことを主な目的とし、法科大学院のウェブ授業に関するアンケート調査およびヒアリング調査を実施しました。


本シンポジウムでは、その結果等を分析して一定の取りまとめを行うと共に、調査を通じて得られた知見に基づき、ウェブ授業を法科大学院教育に活用する道筋の検討を深めることを目的としています。お申込みの上、奮ってご参加ください。


日時

2022年8月27日(土) 13時30分~17時00分

開催方法

Zoomウェビナ-【事前登録制】

参加費・受講料

無料

参加対象・人数

法科大学院・法学部の教員向け(学生を含めた一般の方の参加も可能です)

内容

1 報告
(1)基調報告:ウェブ授業の基本的な考え方
  米田憲市(鹿児島大学司法政策教育研究センター教授)
(2)法学部および法科大学院におけるウェブ授業の実践報告
 ①アクティブラーニング・反転授業
  中村壽宏(神奈川大学大学院法学研究科教授)
 ②法科大学院における民事訴訟科目の実践
  上田竹志(九州大学大学院法学研究院教授)
 ③法科大学院における刑法科目の実践
  樋口亮介(東京大学大学院法学政治学研究科教授)


2 パネルディスカッション
テーマ「法科大学院教育に、ウェブ授業をどのように活かすか」

申込方法

申込期限:2022年8月12日(金)

以下のURLからWEB上でお申込みください。

blank申込フォーム

pdfチラシ (PDFファイル;616KB)

主催

日本弁護士連合会 

共催

法科大学院協会・臨床法学教育学会

お問い合わせ先

日本弁護士連合会 法制第一課
TEL:03-3580-9958

備考

【注意事項】
①本シンポジウムの参加方法は、申込時に入力いただいたメールアドレスにご連絡します。メールアドレスに誤りがありますと、この連絡が届きませんのでご注意ください。


②パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネット接続のできる機器とインターネットをご利用いただける環境を参加者各自でご用意ください。参加にかかる機器利用およびインターネット接続にかかる通信料は各参加者の自己負担となります。


③Zoomについては、Zoomサービス規約の内容をご確認いただき、同意の上でご利用ください。


④当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合、やむを得ずシンポジウムを中止する可能性があります。また、PC環境・通信状況等の不具合については日本弁護士連合会では責任を負わず、サポート対応等も行いかねますのであらかじめご了承ください。


⑤配信内容の撮影・録音等はご遠慮願います。参加者個人での録音・録画・キャプチャーなどを利用した記録や二次使用は固くお断り申し上げます。


■Zoomウェビナーについて

・参加を希望される機材でZoomのインストールをお願いいたします。

icon_page.pngZoomインストール


・イベント前日までに下記リンクからZoomの利用が可能であるかテストいただくことを推奨します。
icon_page.pngミーティングテスト


※Zoomの個別設定、接続不具合等に関するお問合せは、Zoomヘルプセンターをご利用ください。本シンポジウム主催者では技術的なご質問には対応いたしかねますのでご了承ください。

icon_page.pngZoomヘルプセンター


個人情報取り扱いについての記載:
ご提供いただいた個人情報は、日本弁護士連合会のプライバシーポリシーに従い厳重に管理し、本シンポジウムの事務連絡のために利用し、イベント終了後に廃棄いたします。