シンポジウム「学ぶ権利と生活保護―大学生等への生活保護の適用を考える―」

現在の生活保護制度では、大学生・専門学校生等（大学生等）が在学中に生活保護を利用することが原則として認められていません。家庭の事情などにより急に単身世帯になった大学生等は、修学の継続を断念せざるを得ない状況に追い込まれることになりかねません。

また、生活保護世帯から大学等に進学する場合、その子どもは世帯分離され、世帯としては生活保護費が減少する扱いとなっていることから、大学等への進学が他の世帯員の生活を苦しくするものになってしまう現状があります。

本シンポジウムでは、生活保護世帯から大学等に進学を希望する子ども、家庭の事情などにより急に単身世帯になった大学生等を取り巻く現状や、生活保護制度の課題について取り上げ、「学ぶ権利」をどのように保障していくか、参加者の皆様とともに考えていきます。

日時	２０２２年５月１３日（金）　１８時００分～２０時００分
会場・開催方法	弁護士会館２階講堂「クレオ」ＢＣＺｏｏｍウェビナ－によるオンライン配信を実施
参加費・受講料	無料
参加対象・人数	どなたでもご参加いただけます。（会場参加定員：５０名、オンライン参加定員：５００名）
内容	【講演】・生活保護世帯の大学等進学に関する日本弁護士連合会の見解太田伸二会員（貧困問題対策本部委員・仙台弁護士会）・運用改善に向けた取組報告大学生等への生活保護の適用を求める活動について中村舞斗氏（特定非営利活動法人虐待どっとネット代表理事）・神奈川県における制度改善に向けた動きについて飛田桂会員（神奈川県弁護士会）・大学生等に対する生活保護の適用の必要性と課題について桜井啓太氏（立命館大学産業社会学部准教授）
申込方法	以下の申込みフォームからお申込みください。（申込期限：５月６日（金）） ※申込状況等によっては、期限前に募集を締め切る場合がございます。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、実施方法を変更する可能性がございますので、ご了承ください。 ※オンライン参加希望の場合のご参加方法は、開催前日までに、お申し込みされた方宛てにメールにてご案内いたします。チラシ(PDFファイル; 362KB) 申込みフォーム
主催	日本弁護士連合会
お問い合わせ先	日本弁護士連合会　人権部人権第一課ＴＥＬ：０３－３５８０－９５００ＦＡＸ：０３－３５８０－２８９６
備考	【注意事項】 ①会場参加について ■開催日より過去１４日以内に発熱等の症状があった方の会場参加は、ご遠慮ください。 ■会場で参加される方は、マスクの着用、検温、消毒にご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合や、３７.５℃を超える発熱がある場合は会場でのご参加をお断りさせていただきますので、ご了承ください｡ ■日本弁護士連合会では、シンポジウムの内容を記録し、また、成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影および録音を行っております。撮影した写真・映像および録音した内容は、日本弁護士連合会の会員向けの書籍のほか、日本弁護士連合会のウェブサイト、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。また、報道機関による取材も予定されており、撮影された映像・画像はテレビ、新聞等の各種媒体において利用されることがあります。撮影されたくない参加者の方は担当者に申し出てください。 ②オンライン参加について ■本イベント参加に必要な環境・パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネット接続のできる機材・インターネットをご利用いただける環境 ※安定した通信環境で接続をお願いいたします。スマートフォンはＷｉ－Ｆｉに接続してご利用いただくことを推奨します。視聴にかかるインターネット通信料は、参加者のご負担となります。 ■Ｚｏｏｍウェビナーについて・参加にあたり、Ｚｏｏｍ上でのお名前の入力が必要です。・Ｚｏｏｍについては、Ｚｏｏｍサービス規約の内容をご確認いただき、同意の上でご利用ください。Ｚｏｏｍサービス規約・視聴を希望される機材であらかじめＺｏｏｍのインストールをお願いいたします。Ｚｏｏｍダウンロード・イベント前日までに、下記リンクよりＺｏｏｍの利用が可能であるかテストしていただくことを推奨します。ミーティングテスト ■当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合、やむを得ずイベントを中止する可能性があります（目安として１０分以上配信不能となった場合）。 ■視聴者のＰＣ環境・通信状況等の不具合について、日弁連では責任を負わず、Ｚｏｏｍの利用方法等についてのサポート対応等も行いかねますので、あらかじめご了承ください。

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