シンポジウム 国際社会の中での日本の死刑制度(死刑廃止の実現を考える日2025)


2025年6月27日、約2年11か月間執行が行われていない状況であった中、死刑が執行されました。

前回(2022年7月)の死刑執行後、2024年9月には袴田巖氏に対する死刑再審無罪判決が出され、確定しました。また、「日本の死刑制度について考える懇話会」が同年11月に報告書を公表し、「現行の日本の死刑制度とその現在の運用の在り方は、放置することの許されない数多くの問題を伴っており、現状のままに存続させてはならない」、「早急に、国会及び内閣の下に死刑制度に関する根本的な検討を任務とする公的な会議体を設置すること」を提言しています。

同報告書の公表を受けて、当連合会は、早急に同報告書が提言するような公的な会議体を設置し、短期間の集中的な検討を行い、死刑制度の廃止に向けた立法措置を講ずることを改めて求めています。

このような状況下での今回の死刑執行に対しては、国内はもとより国際的にも多くの非難が寄せられました。

そこで、国際社会の中で日本の死刑制度がどのように見られているかについて改めて認識するとともに、日本の死刑制度の廃止に向けて全社会的に取り組むために、本シンポジウムを開催いたします。


日時

2025年12月2日(火) 18時00分~20時00分


場所

弁護士会館2階講堂「クレオ」A・Zoomウェビナー併用

(東京都千代田区霞が関1-1-3) 

会場地図


参加費

無料


参加対象・人数

どなたでもご参加いただけます。

※会場定員70名


内容(予定)

※下記は予定であり、登壇者等が変更となる場合があります。


■開会挨拶 渕上 玲子 日本弁護士連合会会長

■第1部「日本の死刑制度について考える懇話会」提言と政治家の役割

・平沢 勝栄 衆議院議員(自由民主党)

・中本 和洋 弁護士<「日本の死刑制度について考える懇話会」提言の報告>

・山口 那津男 公明党常任顧問【ビデオメッセージ】

・西村 智奈美 衆議院議員(立憲民主党)【ビデオインタビュー】

・岩谷 良平 衆議院議員(日本維新の会)

■第2部 国際社会から見た日本の死刑制度

・ジャン=エリック・パケ 駐日欧州連合特命全権大使【ビデオメッセージ】

・ジュリア・ロングボトム 駐日英国大使【スピーチおよび質問コーナー】

・大野 鉄平 弁護士<第5回死刑に関する地域会合の報告>

■その他

ご出席いただいた国会議員の方からのご挨拶等を予定しています。


申込方法

会場参加およびZoomウェビナーいずれの場合も以下の申込フォームまたは二次元コードからお申し込みください。

※会場参加が定員(70名)に達した場合はZoomウェビナーの受付のみとなります。

申込フォーム

PDFチラシ (PDFファイル;778KB)


主催

日本弁護士連合会


共催

東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会


お問い合わせ先

(担当課)法制部法制第二課

TEL:03-3580-9875

FAX:03-3580-9920



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日本弁護士連合会では、本シンポジウムの内容を記録し、また、成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影および録音を行っております。撮影した写真・映像および録音した内容は、日本弁護士連合会の会員向けの書籍のほか、日本弁護士連合会のウェブサイト、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。撮影されたくない参加者の方は担当者に申し出てください。

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