日比法律会議（Philippine-Japan Law Conference）2025～離婚承認の最新動向および移民労働者に関する日比の法制度
６回目となる今回の日比法律会議では、離婚に関し、法律の証明等引き続き残された課題もあること、フィリピンにおいて離婚を可能とする動きもみられることから、そのアップデートを行います。
加えて、今回は、初めて労働問題を取り上げます。フィリピンは、移民労働者の送り出し国であり、フィリピンから海外に出る移民労働者の保護をフィリピン当局が積極的に行う一方で、労働者としての資格でなく海外に出るJFCやその親がその保護を受けられていない実態があること、日本において２０２７年度には育成就労制度が新たに始まるところ、フィリピンはその制度の主たる対象国の一つになると見込まれています。日本において、フィリピンを始めとして移民労働者が増加し、移民労働者や移民労働者を巡る問題に対するリーガルサービスの提供が日本の弁護士にとっても重要な課題となる中、フィリピンからの移民労働者に関するフィリピンにおける制度や、日本の実情や制度について情報共有や検討を行うことで、日本の弁護士がより良いリーガルサービスの提供をすることを可能にする基盤を整え、もってその国際業務の推進に貢献することを目的としています。
日時
２０２５年１２月１日（月） 日本時間 １１時００分～１３時００分／フィリピン時間 １０時００分～１２時００分
開催方法
開催地：フィリピン・マニラ 国立フィリピン大学Bonifacio Global City校（UP BGC校）
※フィリピン大学のFacebookでライブ配信予定です。
※日弁連ではFacebookのサービス・機能等に関するサポートはいたしかねます。
参加費・受講料
無料
参加対象・人数
どなたでも可
内容
（１）開会挨拶
（２）基調講演およびパネルディスカッション（予定）
第１部 フィリピン家族法：日本の離婚に関する承認手続の最新動向
第２部 日本の労働法制：ＪＦＣを含むフィリピンからの移民労働者を中心に
（３）閉会挨拶
※英語のみで開催。通訳はありません。
申込方法
申し込み不要。上記「開催方法」に掲載する配信用リンクから視聴してください。
主催
日本弁護士連合会、フィリピン統一弁護士会、国立フィリピン大学カレッジ・オブ・ロー
後援
駐日フィリピン共和国大使館
お問い合わせ先
日本弁護士連合会国際課
TEL：０３－３５８０－９７４１
FAX：０３－３５８０－９８４０
個人情報取り扱いについての記載：
日本弁護士連合会では、本イベントの内容を記録し、また、成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影および録音を行っております。撮影した写真・映像および録音した内容は、日本弁護士連合会の会員向けの書籍のほか、日本弁護士連合会のウェブサイト、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。