シンポジウム「三本の矢~カルト問題・二世問題・霊感商法等の被害対策に取り組むにあたって~」


2022年、霊感商法等の悪質商法および宗教問題による被害が社会問題化し、日弁連は、被害者救済のために、全国の弁護士会の協力を得て無料法律相談を行いました。その相談事例の分析の結果、個人の価値判断の基準そのものが変容されてしまうことにより、長期的・継続的に高額な献金等を行う等して家計が破綻に瀕したり、「教育」の名目で子どもの虐待や健全な養育を阻害したりするなどの深刻な人権侵害が多数引き起こされていることが分かりました。それはまた、過去に顕在化したカルト問題の解決がされないまま被害が繰り返されていることを表すものでもありました。


日弁連は、これらの被害の救済および防止に向けて、2023年に3つの意見書(この3つが一体となることにより初めてカルト問題を根本的に解決できる、という意味で「三本の矢」と称します。)を発表しました。このシンポジウムでは、ジャーナリストおよび被害当事者の方々を迎えて、カルト問題の被害実態に迫り、日弁連の意見書が提言する諸施策を実現するための契機とする所存です。


日時

2024年3月21日(木) 18時00分~20時00分

開催方法

Zoomウェビナーを利用したオンライン開催

参加費・受講料

無料

参加対象・人数

どなたでも参加できます。オンライン配信の定員(500名)

内容

1 報告 日弁連の提言及び意見書について

霊感商法等の被害の救済・防止に関するワーキンググループ(以下「WG」と表記します。)委員

木村  壮 弁護士

掛川 亜紀 弁護士

勝俣 彰仁 弁護士


2 パネルディスカッション

テーマ 「自己決定権を守る~予防・啓発・救済のために被害の実態を知る~」

《コーディネーター》

吉田 正穂 弁護士(WG事務局長)

《パネリスト》

江川 紹子 氏(ジャーナリスト、神奈川大学国際日本学部特任教授)

宗教等二世(世界平和統一家庭連合(旧統一教会)・エホバの証人)(2名)

被害者(世界平和統一家庭連合(旧統一教会)脱会者)(2名)

阿部 克臣 弁護士(WG幹事)


3 まとめ報告

釜井 英法 弁護士(WG座長)


《総合司会》

芳野 直子 弁護士(WG委員、前日弁連副会長)

申込方法

事前申込制。下記の申込フォームまたは二次元コードからお申し込みください。

(申込期限:2024年3月20日(水))

参加方法については、開催日当日に、参加申込時にいただいたメールアドレス宛てに事務局からお送りいたします。

blank 申込フォーム

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icon_pdf.gifチラシ (PDFファイル;820KB)

主催

日本弁護士連合会 

お問い合わせ先

日本弁護士連合会 人権部人権第二課

TEL:03-3580-9507

FAX:03-3580-2896

備考

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・インターネットをご利用いただける環境

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icon_page.pngZoomサービス規約

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icon_page.pngZoomインストール

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icon_page.pngミーティングテスト


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