香川県弁護士会主催「全事件・全過程での「取調べ可視化」を考える映画上映会」(日本弁護士連合会共催)

香川県弁護士会主催、日本弁護士連合会共催により「全事件・全過程での「取調べ可視化」を考える映画上映会」を開催します。


2016年(平成28年)に改正された刑事訴訟法により、取調べの録音・録画制度が2019年(令和元年)6月から始まりました。しかし、法律上、録音・録画の対象となる事件は、身体拘束全事件の3~4%程度にとどまるうえ、逮捕されていない被疑者や参考人の取調べも対象外です。他方で、捜査官から、威圧的な取調べや利益誘導を用いた取調べ、黙秘権等の被疑者の権利を侵害する取調べを受けたとされる事例は、後を絶ちません。


そこで、香川県弁護士会は、「取調べの全件可視化」の実現のため、その必要性、現状の問題点を市民のみなさんとともに考え、あるべき制度を考える機会を持つため、配給会社のご理解とご協力のもと、映画「Winny」の上映会を実施します。


映画上映後には、この事件の主任弁護人 秋田真志(あきたまさし)弁護士(作中では吹越満さんが演じる。)と松本優作監督とをお招きし、映画の解説・裏話を皮切りに、可視化されない取調べの問題点や、全事件・全過程での「取調べの可視化」の必要性について語っていただきます。


参加には、事前の申込(定員60名、先着順)が必要です。


日時

2023年8月19日(土)13時00分~16時00分

開催方法・場所 香川県弁護士会 5階会議室(〒760-0033 香川県高松市丸の内2-22)
参加費

無料

参加対象・人数

どなたでもご参加いただけます。(定員60名、先着順)

内容 1 映画「winny」上映
 
2 「winny」事件の主任弁護人 秋田真志弁護士と松本優作監督のトークセッション
  映画の解説・裏話を皮切りに、可視化されない取調べの問題点や、全事件・全過程での「取調べの可視化」の必要性について語っていただきます。
  
icon_pdf.gifチラシ (PDFファイル;672KB)
申込方法

icon_page.png申込フォームから事前申込みをお願いします。

主催

香川県弁護士会

共催

日本弁護士連合会

お問い合わせ先

香川県弁護士会 TEL: 087-822-3693