[東北]福島県弁護士会

福島県弁護士会

〒960-8115 福島市山下町4番24号
TEL 024-534-2334
FAX 024-536-7613
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第1 福島県弁護士会の概要

福島県弁護士会は、県弁護士会館が福島支部にあり、福島支部(会員数50名)、郡山支部(会員数65名)、会津若松支部(会員数14名)、いわき支部(会員数43名)、白河支部(会員数11名)、相馬支部(会員数10名)の合計6支部(会員数合計193名)からなっている(会員数は2023年(令和5年)8月20日時点)。


2022年(令和4年)8月と2023年(令和5年)8月の会員名簿を比較した会員数の増減を見ると、合計数5名減となっている。

 

第2 弁護士業務の内容

他の中小弁護士会同様、弁護士業務の分化は進んでおらず、ほとんどの会員が、幅広い弁護士業務を取り扱っている。個人開業や弁護士法人の社員のほか、自治体勤務、法テラスのスタッフ弁護士などの働き方をしている会員もいる。

 

なお、裁判員裁判については、本庁および相馬支部管内で発生した裁判員裁判対象事件は本庁で、それ以外の管内で発生した裁判員裁判対象事件は郡山支部で審理されることになっていることから、本庁よりも郡山支部での審理件数の方が多い傾向にある。

 

第3 弁護士会務の内容

当会には約30前後の委員会やプロジェクトチームが設置されており、会務活動が活発である。近年も、憲法委員会、総務委員会、広報委員会、貧困と人権に関する委員会、弁護士会照会委員会、性の平等に関する委員会、原子力発電所事故対策および災害復興支援委員会、環境保全および自然エネルギー推進検討委員会といった新しい委員会やプロジェクトチームが設置されてきている。また、活動内容についても、若手会員の増加、メーリングリストの活用等により、従来より充実してきている。

 

各支部に会員が分散していることが当会の特徴であり、裁判所本庁所在地における登録会員が多い弁護士会と異なり、この点を考慮した会務運営が行われている。その大きな特徴がテレビ会議システムであり、今でこそ、日弁連の主導の下、全国各地でテレビ会議システムが一般的になっているが、当会においては、すでに1998年(平成10年)に、県内全支部(6支部)がテレビ会議システムで結ばれ、本会に赴かなくても、会議開催が可能になっていたことは特筆すべきことであると思われる。
現在は、新型コロナの感染防止対策をきっかけに、支部会や委員会の開催はZoomを用いられることが多い。

 

第4 新規登録弁護士の指導

新規登録弁護士に指導担当弁護士を配置し、一定の指導をするシステムとなっているほか、2009年(平成21年)度より、会務活動を中心とする新規登録弁護士の集合研修が行われている。

 

第5 その他

当会には、野球部、サッカー部(フットサルを含む)、将棋愛好会、ゴルフ愛好会がある。将棋愛好会は、2014年(平成26年)、福島県職域団体戦Bクラス(3人の段位が5段以下)において、見事優勝を飾った。ゴルフ愛好会はコンペを行なっている。野球部やサッカー部は、他の団体や弁護士会との対戦も行われ、会員同士のみならず他会との交流の場となっている。

 

福島での修習を予定する者が、修習中の住まいとして賃貸物件を探す場合、①約3分の1の修習生の弁護修習先が郡山支部管内になり(くじによって決まる。)、郡山駅までの列車通勤となる可能性があること、②選択修習中の「他事務所(弁護修習先以外の事務所)修習」(希望による)などで、県内他支部に通勤することになる可能性があることも考慮の上、物件を選定する必要がある。

 

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