第63回日本弁護士連合会人権擁護大会シンポジウム第3分科会 「人口減少社会を乗り越える地域再生の社会保障~地域で安心して暮らすために~」
貧困・格差が拡大する社会情勢の中で、地方がますます衰退し、自治体が公共サービスを担うのが困難になっている状況や、人口が減少し低密度化する地域の効率的な運営のため公共施設等の機能を地域の中心部に集中させる政策等を進める動きには、地域における生存権保障や憲法が保障する地方自治制度の根幹に関わる重大な問題があります。
本シンポジウムにおいては、公共サービスの提供機能が低下する地方自治体の現状、地域における社会保障の危機に目を向け、その要因を考えます。その上で、多様な地域の個性を活かし地域を再生していく各地の様々な取組等を参考にしつつ、住民の生存権を保障し、憲法の趣旨に適った地方自治を実現するにはどうすればよいのか、コロナ禍を乗り越え、危機に強く、誰もが地域で安心して暮らすことができる社会を地域から構築する方策等について、皆様と共に考えたいと思います。
コロナ禍のためオンライン開催となりますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時 | 2021年10月14日(木) 12時30分~18時00分 |
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内容 |
▶ 基調講演
▶ 第1部 特別報告・日弁連基調報告 特別報告3 平澤文江氏(旧静岡県磐田郡水窪町・現浜松市、NPO法人まちづくりネットワークWILL理事長) 特別報告4 濱中香理氏(島根県隠岐郡海士町役場人づくり特命担当課長) 特別報告5 吉川真嗣氏(新潟県村上市。むらかみ町屋再生プロジェクト会長)
▶ 第2部 パネルディスカッション
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お問い合わせ先 |
日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03-3580-9501 |