SBS(揺さぶられっ子症候群)仮説をめぐるセミナー「虐待を防ぎ冤罪も防ぐために、いま知るべきこと」
SBS仮説をめぐって、司法界が揺れています。
2019年(令和元年)10月25日、大阪高裁は、「SBS理論を単純に適用すると、極めて機械的、画一的な事実認定を招き、結論として、事実を誤認するおそれを生じさせかねない」と述べ、乳児を揺さぶり死亡させたとして起訴され、一審で有罪判決を受けた祖母に対し、逆転無罪判決を言い渡しました。
SBS仮説の安易な適用については、重大な疑問が呈されています。
虐待は防がなければなりません。他方で、冤罪や誤った親子分離もあってはならないのです。いま知るべきことについて、徹底的に議論します。
日時 |
2020年2月14日(金) 18時00分~20時00分 |
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場所 |
弁護士会館17階 1702AB会議室 |
参加費 |
無料・事前申込不要 |
参加対象 |
どなたでもご参加いただけます。 |
講師 |
埜中正博 氏(関西医科大学医学部診療教授)
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内容 |
・医学的に見たSBS問題に関する報告
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主催 |
日本弁護士連合会 |
共催 |
関東弁護士会連合会、東京三弁護士会、大阪弁護士会、甲南学園平生記念人文・社会科学研究奨励助成研究「児童虐待事件における冤罪防止のための総合的研究グループ」、龍谷大学犯罪学研究センター科学鑑定ユニット |
お問い合わせ先 |
日本弁護士連合会 法制部法制第二課 TEL 03-3580-9875 |
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