民事訴訟法施行20周年シンポジウム
1998年に民事訴訟法が施行され、2018年に20周年を迎えます。
1990年7月に、わかりやすく、利用し易い民事裁判の実現をめざして、法制審議会民事訴訟法部会が立ち上げられました。その後、弁護士会の内外で7年近く議論を重ね、改正法が成立(1996年)、施行されました(1998年1月1日)。
施行から20年が経過した現在、民事訴訟法改正の意義を検証すべき時期が来ていると思われます。また、この間に生じた社会情勢の変化等が、民事訴訟の運営にどのような影響を与えたかを検証し、今後民事訴訟はどのように運用されるべきか、新たに法改正が必要かについて議論するには相応しい時期と考え、本シンポジウムを開催いたします。
第1部(基調講演)では、民事訴訟法改正当時の議論状況を、法制審議会民事訴訟法部会委員であった高橋宏志教授にご講演いただきます。第2部(パネルディスカッション)では、民事訴訟法の理念と現実の齟齬、現状の問題点、そして運営を含めた改善の方向について、研究者・弁護士・裁判官の実務家によるパネルディスカッションを予定しています。
民事訴訟法施行20周年という節目に、今後の方向性に一石を投じるシンポジウムになればと考えておりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 |
2018年3月29日(木)13時00分~16時00分(開場12時30分) |
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場所 |
弁護士会館2階講堂「クレオ」 (千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結) |
参加費 |
無料 |
参加対象・人数 |
どなたでもご参加いただけます(定員500名) |
内容 |
■第1部 基調講演 【内容】「将来に引き継ぐ、民事訴訟法改正における議論について」 【講師】高橋 宏志 氏(中央大学大学院法務研究科教授)
■第2部 パネル・ディスカッション 【内容】「民事訴訟法の将来指向-現状の問題点と改善の方向-」 【報告】横路 俊一 氏(民事裁判手続に関する委員会・札幌弁護士会) 【パネリスト】 ・三木 浩一 氏(慶応義塾大学法科大学院教授) ・畑 瑞穂 氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ・山田 真紀 氏(東京地方裁判所判事) ・奥宮 京子 氏(民事裁判手続に関する委員会・第一東京弁護士会) ・越路 倫有 氏(民事裁判手続に関する委員会・福岡県弁護士会) 【コーディネーター】 ・阿多 博文 氏(民事裁判手続に関する委員会・大阪弁護士会)
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参加申込方法 |
以下の申込みフォームから事前にお申込みください(定員に達しない場合は当日申込みも可)。
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主催 | 日本弁護士連合会 |
協賛 | 日本民事訴訟法学会 |
問い合わせ先 |
日本弁護士連合会 法制第一課 |
個人情報取り扱いについての記載:
ご提供いただいた個人情報は、日本弁護士連合会のプライバシーポリシーに従い厳重に管理いたします。なお、個人情報は、統計的に処理・分析し、その結果を個人が特定されないような状態で公表することがあります。
日本弁護士連合会では、シンポジウムの内容を記録し、また、成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影および録音を行っております。撮影した写真・映像および録音した内容は、日本弁護士連合会の会員向けの書籍のほか、日本弁護士連合会のホームページ、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。撮影されたくない参加者の方は担当者に申し出てください。
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