島田事件検察官の特別抗告断念にあたって

本日、島田事件について請求人の訴えを容れた東京高等裁判所の決定に対し、検察官が特別抗告を断念した旨発表されました。


当然のこととはいえ、この検察庁の決断を評価します。


日本弁護士連合会としては、差戻し後の審理が速やかに行われ、赤堀政夫さんの無実が1日も早く実現するよう、ひきつづき、赤堀さんとその弁護団の活動を支援し、今後も全力を尽します。


国民の皆さんの引きつづくご支援ご協力をお願い致します。


1983年(昭和58年)5月28日


日本弁護士連合会
会長 山本忠義