中池見湿地のラムサール条約登録範囲を通過する北陸新幹線ルートの変更の検討を求める意見書

2015年2月19日  
日本弁護士連合会


 

本意見書について

当連合会は、2015年2月19日付けで本件について意見を取りまとめ、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長へ提出いたしました。

 

本意見書の趣旨

北陸新幹線(南越・敦賀間)の新幹線ルートにつき、現在の計画では中池見湿地(越前加賀海岸国定公園第2種特別地域と指定された区域。)を通過するものとされているところ、中池見湿地がその生物多様性及び地質学的希少性から自然公園法で保護され、国際的にはラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)登録湿地となって、十全な保全が求められていることから、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、中池見湿地を通過しないルートへの変更を真摯に検討すべきである。

 

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