弁護士に対する不当逮捕人権救済申立事件(警告・要望)

沖縄県警察本部本部長・沖縄県八重山警察署宛警告、警察庁長官宛要望

1988年3月23日


警察官が、沖縄の新空港建設予定地付近において反対派住民の代理人として活動を行っていた弁護士を威力業務妨害罪で現行犯逮捕した行為は、弁護士の正当な職務活動に対する違法な介入であり、重大な人権侵害であるとして、沖縄県警及び所轄署に対しては再びかかる違法な逮捕を行わないよう警告し、警察庁に対して再びこの種事案が再発することのないよう要望した事例。