益田ひまわり基金法律事務所 (島根県)

所在地 〒698-0003 益田市乙吉町イ96-5 ビジネスコート乙吉3階
TEL

0856-31-1565

FAX

0856-23-4415

Webサイト http://www.masudahimawari.com/


開設

2004年4月1日

 

所長

  • 初代所長
    吉田隆宏 2004年4月~2006年5月
  • 2代目所長
    置塩正剛 2006年6月~2008年10月
  • 3代目所長
    和田森智 2008年11月~2012年3月
  • 4代目所長
    真鍋俊枝 2012年4月~2016年3月
  • 5代目所長
    田中秀樹 2016年4月~

人口

  • 松江地方裁判所真宇陀支部管内人口 …69,284人(2005年10月1日現在)
  • 益田市人口…52,409人(2005年10月1日現在)

置塩 弁護士から事務所の紹介

益田の海に沈む夕日

益田の海に沈む夕日

益田ひまわり基金法律事務所は、島根県の西の端に位置する益田市にあります。益田市は、山口県・広島県と接しており、北には日本海、南は中国山地に至ります。管内には、益田市の他に津和野町があり、管内人口はおよそ7万人。山陰ではありますが、対馬海流の影響で温暖であり、平野部では積雪も少ない(らしい)です。


私がひまわり基金法律事務所への赴任を考えたのは、修習生のときに、「あなたを呼ぶ声が聞こえますか」というシンポジウムに参加したのがきっかけです。それまでは、漠然と「町医者のような弁護士になりたい」と考えていたのですが、司法過疎地に行くという発想まではありませんでした。ところが、シンポジウムに参加して、まさに「あなたを呼ぶ声」が聞こえてしまったのです。協力事務所での修行中、赴任先についてはいろいろ考えましたが、自分のボスの弟子でもあった初代の所長弁護士がちょうど任期を迎えられることになっていたことから、益田への赴任を決めました(初代所長の元を訪問したときにご馳走になった、透明なイカの刺身の味が忘れられなかったことが理由であるというのは内緒です)。地縁も血縁もない土地に飛び込むのに、全くためらいがなかったわけではありませんが、これまでの生活と文化も気候も全く異なる土地に住むことができるというのは、この制度の大きなメリットのひとつだと思っています。実際に半年ほど住んでみて、都会では味わえない自然や、人情の温かさを感じ、本当に来てよかったと思っているところです。


当事務所で受任件数が多いのはクレサラ事件ですが、相談内容は多岐にわたっています。ちょっと変わった事件では、国選の刑事事件で、漁業法違反(海に潜ってアワビを採った)というのがありましたが、当地では、事件の種類としては、都会とそれほど違わないという印象です。ただ、司法過疎地では、法律家の絶対数が不足しているため、何か問題があったときに弁護士に相談するという発想がない人が多くなっています。そのために、本来、法律家に相談すべき問題が放置されていて、苦しんでいる人が多いと感じます。


仕事をしていくにつれ、感謝されることも多くなり、依頼者が依頼者を呼ぶことも増えてきています。忙しい毎日ではありますが、自分がここで仕事をしていることで、微力ながら、この地域に法の支配を実現しているということを実感できるのは、都会ではなかなか無いことではないかと思います。


津々浦々までひまわりの花を咲かせる。弁護士になった甲斐のある仕事です。