大阪弁護士会の弁護士の逮捕にあたっての日弁連コメント

2012年(平成24年)11月16日
日本弁護士連合会

 

 

 

昨日、大阪弁護士会に所属する弁護士が詐欺の疑いにより逮捕されました。



報道にあるとおり、依頼者から6000万円の小切手を詐取したとする被疑事実が真実であるとすると、弁護士に対する信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾です。また、弁護士による詐欺・横領などの不祥事が短期間のうちに相次いで明らかになっていることは、極めて重大な問題として、厳粛に受け止めています。


当連合会は、弁護士に対する信頼の回復をめざし、弁護士会とも連携しつつ、改めて、弁護士の職務に関する倫理と行為規範(弁護士職務基本規程)の徹底を図る所存です。