患者の権利に関する法律大綱案の提言

2012年9月14日
日本弁護士連合会


 

本意見書について

日弁連では、「患者の権利に関する法律大綱案の提言」を2012年9月14日付けで取りまとめ、同年10月29日に厚生労働大臣に提出いたしました。
 

本意見書の趣旨

当連合会は、2011年10月、第54回人権擁護大会において、「患者の権利に関する法律の制定を求める決議」を満場一致で採択した。同決議は、医療が抱える多くの重要な課題の解決には、患者を医療の客体ではなく主体とし、その権利を擁護する視点に立って医療政策が実施され、医療提供体制や医療保険制度などを構築し、整備することが必要であり、そのためには、大前提として、基本理念となる患者の諸権利が明文法によって確認されなければならないとして、「患者の権利に関する法律」を速やかに制定することを求めるものである。この提言は、同決議を受けて、同法制定への一助として、その大綱案を提言するものである。

 

(※本文はPDFファイルをご覧ください)