当連合会及び弁護士会による死刑の刑場視察の実現を求める要請書

2011年8月19日
日本弁護士連合会


要請書について

日弁連は2011年8月19日付けで「当連合会及び弁護士会による死刑の刑場視察の実現を求める要請書」を取りまとめ、2011年8月25日に法務大臣に提出しました。

 

要請書の趣旨

現在、我が国の死刑制度をめぐっては、ごく基本的な情報すら公開されておらず、極端な密行主義が採られています。


弁護士が、被告人の権利及び利益を擁護し、最善の弁護活動を行うには、刑場及び死刑執行の状況を正しく把握しなければなりません。


また、弁護士会が広く国民に対して死刑存廃を含む死刑制度の在り方についての議論を求めている以上、まずは弁護士がもっとも基礎的な情報である刑場の施設等について視察することが必要です。


よって、日弁連は、日弁連及び弁護士会による死刑の刑場視察の実現を強く求めます。



(※本文はPDFファイルをご覧ください)