死刑制度の在り方についての検討及び死刑の執行停止についての要請書

2010年12月3日
日本弁護士連合会


本要請書について

日弁連は、「死刑制度の在り方についての検討及び死刑の執行停止についての要請書」をとりまとめ、12月3日付けで法務大臣に提出しました。


本要請書の趣旨

  1. 死刑制度とその運用に関する情報を広く公開すること
  2. 死刑冤罪事件を未然に防ぐため、緊急に以下の措置を講じること    
     (1) 科学的に信頼性の高い方法によって再鑑定を受ける権利の確立  
     (2) 死刑確定者と弁護人等との秘密交通の確保  
     (3) 再審請求における国選弁護制度の創設  
     (4) 再審請求による死刑執行停止効の確立
  3. 死刑制度のあり方について、その存廃を含めた国民的議論に向け、幅広い議論及び必要な調査を徹底して行うこと
  4. 上記に関する改善措置がとられ、且つ、議論・調査が尽くされるまでの間、すべての死刑の執行を停止すること

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