ダム依存から脱却し、総合治水及び堤防の強化を求める意見書

2010年6月17日
日本弁護士連合会


本意見書について

日弁連では、2010年6月17日付けで、「ダム依存から脱却し、総合治水及び堤防の強化を求める意見書をとりまとめ、同月29日付けで国土交通大臣に提出しました。


本意見書の趣旨

  1. 国及び地方公共団体は、ダム建設や堤防の改新築・河道掘削などの河道整備を続けてもすべて洪水を河道に閉じこめることは不可能であり、この手法では破堤による壊滅的な被害の発生を防止できないのであるから、こうした従来型の洪水対策から脱却し、氾濫があることを前提とした総合的な治水対策を実施すべきである。


  2. 河川管理者は、当面の対策として、既存堤防の破堤を防止するため、その強化を行うべきである。

(※本文はPDFファイルをご覧下さい)