文化審議会著作権分科会「法制問題小委員会平成20年度・中間まとめ」に対する意見書

2008年11月6日
日本弁護士連合会


本意見書について

本意見書は、2008年11月6日、文化庁長官宛に提出しました。


意見の趣旨

プログラムの著作物のうち特にゲームソフトに関して、利用者による私的複製及び権利者による自主的取組みの実態等についてさらなる調査を行うべきである。


また、仮に私的複製の範囲の見直しが検討される場合には、利用者保護の観点から、(1)複製の時点において違法複製又は違法配信の事実について悪意である利用者の行為に限って私的複製の範囲外とすること、(2)特に未成年者である利用者に対する適切な保護と指導を行うこと、などについて配慮されるべきである。なお、本件は多数の利用者に影響を与える事項であるため、包括的かつ慎重な検討を期待する。


(※本文はPDFファイルをご覧下さい)