未決被収容者の処遇に関する人権救済申立事件(勧告)

東京拘置所宛勧告

2006年3月27日

東京拘置所の高層化した新舎房においては、居室から外が見渡せず自然の採光もほとんどないこと、運動も十分に行う機会が与えられていないことにつき、未決被収容者の身体的・精神的健康を保持する権利を侵害しているとして、東京拘置所に対し、採光方法の見直しと最低1日1時間の地上運動場における戸外運動の機会を与えるよう勧告した事案。