法務省入管の難民現地調査に関する人権救済申立事件(警告)

法務大臣宛警告

2005年12月26日

法務省入国管理局の職員が、訴訟準備等のために、難民申請をしている申立人ら(クルド人)の国籍国であるトルコ共和国を訪問し、政府関係機関に対して、申立人らの氏名等及び難民であると主張していることを告知し、親族を訪ねるなど現地調査を行ったことについて、申立人らの個人特定情報等を提供されない権利を侵害し、生命等の安全を侵害するおそれを生じさせたとして法務大臣に対して警告した事案。