死刑廃止を考える[Q7]

(青:法律上死刑を廃止した国 薄い青:事実上の死刑廃止国 薄い黄色:死刑存置国)
アメリカの存置州・廃止州(Death Penalty Information Centerの調査(2009年11月)による)

(青:法律上死刑を廃止した州 薄い青:1976年以降執行していない州 水色:1999年以降執行していない州 薄い黄色:死刑存置州)
1990年、死刑存置国は96か国・死刑廃止国は80か国でしたが、現在、死刑存置国は58か国・死刑廃止国は139か国となり、死刑の廃止または停止が世界の潮流となっていることは明らかです。
イギリス・フランス・ドイツなどヨーロッパはベラルーシを除き死刑を廃止しており、メキシコや南米も死刑を廃止し、 アフリカでも死刑廃止国が増えています。また、中国も国際社会からの批判を受け、死刑事件については必ず最高人民法院の審査を経ることとするなど、適用を厳格化しています。アメリカも実際に死刑を執行しているのは一部の州に限られ、しかも死刑判決・執行数ともに減り続けています。
なぜ、世界では死刑廃止・停止が進んでいるのでしょうか。
国際社会は、日本の死刑制度の現状をどのように見ているのでしょうか。
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