北海道 札幌弁護士会

札幌弁護士会

〒060-0001 札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会館7階
TEL 011-281-2428
FAX 011-281-4823
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第1 札幌弁護士会の現況と札幌周辺の環境

1 会員数、地裁支部の状況

当会員の会員数は740名を超えており、大半が札幌地家裁本庁の管轄区域内に事務所を持っています。裁判所の支部がある市(滝川、岩見沢、小樽、苫小牧、室蘭)にはそれぞれ数名の弁護士が、岩内支部管内と浦河支部管内にも複数名の弁護士がおり、いわゆる「ゼロ・ワン」地区は解消されました。しかしながら、家裁出張所と独立簡裁のある夕張市内には1人も弁護士がおらず、裁判官・検察官が常駐しない支部も幾つかありますから、支部管内の住民にとって「裁判を受ける権利」の保障はまだまだ不十分であると言わざるを得ません。

 

2 法律相談センターの充実と法的サービス

(1)当会は、「法律相談センター」を設け、弁護士が市民からの法律相談を受け、法的サービスの向上を図っています。弁護士が不足している支部地域に住む人たちのため、積極的に常設の法律相談センターを設置するなどして、市民の法的ニーズに応えています。

 

(2)現在、法律相談センターは、札幌市内3か所の他に、岩見沢市、小樽市、室蘭市、滝川市、苫小牧市、新ひだか町、岩内町に設置されています。

 

この法律相談センターは、市民に対する法的サービス充実を目的として、様々な相談業務を行っております。たとえば、専門分野を取り扱う弁護士を紹介してほしいとの要望に応えるため、医療、労働、DV、知財など13分野について、それぞれ登録された弁護士を紹介し、相談や受任は各事務所で行ってもらうという、「特定分野取扱弁護士紹介制度」もあります。

 

法律相談センターは、特に若手弁護士の業務の供給源として、重要な役割を担っています。現在、若手弁護士の受任事件のある程度の割合はこの法律相談センター関連事件と考えられますが、当会の会員数はここ数年大幅に増加しており、相談を担当できる回数は減少傾向にあります。若手の会員の業務の基盤として重要な役割を担っていることから、さらなる充実を図っています。

 

3 「すずらん基金法律事務所」について

皆さんが就職活動をする際に、「すずらん基金法律事務所」の名前を聞くことがあるかもしれません。「すずらん基金法律事務所」は、釧路、旭川、札幌、函館の4弁護士会で組織する北海道弁護士会連合会(道弁連)が運営している事務所で、札幌弁護士会館内に設置されています。

 

北海道は、土地が広大な割に弁護士が少なく、交通網も完備しているとは言えないために、また積雪時の移動が厳しいという環境からも、弁護士過疎対策が強く求められていました。この要請に応えるため、北海道内の幾つかの地域に「日弁連ひまわり基金法律事務所」が設置されたのですが、ここに赴任する弁護士は全国公募で主に東京、大阪などの大規模単位会から派遣されていました。これを北海道内の弁護士でまかなえないだろうかとの考えから、「北海道の4弁護士会に所属する会員から基金を募り、過疎地へ派遣する弁護士を養成するための事務所を設けよう」との気運が高まりました。そして、当会が会館を取得したというきっかけもあり、2005年3月、札幌弁護士会館内に「すずらん基金法律事務所」が開設されたのです。

 

この「すずらん基金法律事務所」には、所長弁護士がおらず、登録1~2年目の社員弁護士数名によって運営されています。とはいえ、それぞれの社員弁護士を、豊富な経験を持った当会の弁護士が指導担当としてバックアップしますので、他の事務所に就職する弁護士と変わらない経験を積むことができます。また、道内全域の弁護士に支えられ、いろいろな事件を共同受任という形で経験させてもらえます。もちろん、事務所の運営などの苦労もありますが、数年後に1人で巣立っていくうえで、貴重な経験になるはずです。

 

北海道内の「司法過疎」の地で活躍したい、地域住民のお役に立ちたいという志をお持ちの方、一度「すずらん基金法律事務所」の門を叩いてみませんか。

 

なお、icon_page.png 北海道弁護士会連合会ホームページ上の同事務所の紹介記事もご参照ください。

 

4 札幌弁護士会の自由な雰囲気について

以上、当会の業務について紹介してきましたが、当会の最大の特徴は、何と言っても、伝統的に、自由闊達な、オープンで明るい雰囲気を持っていることでしょう。おおらかな北海道の風土と、自由な雰囲気を大切にしようという先輩たちの考えから、このような弁護士会になったものと思われます。委員会活動も活発で、50を超える本部や委員会が精力的に活動しています。

 

また、会員同士の親睦のため、札幌法曹ゴルフクラブ(SHG)、札幌弁護士会野球部、ローヤーズテニスクラブ(LTC)、札幌法曹フットボールクラブ(SHFC)、エキップ・ラヴォカ(自転車部)などがあり、多くの会員は仕事と趣味の両立を図り、活発に活動しています。特に野球部は2度の全国優勝と7度の準優勝に輝くという好成績をおさめています。

 

5 文化、自然環境など

「住んでみたい街」のアンケート調査で、札幌市はいつも上位にランキングされています。「住んでみたい」理由として挙げられるのが、雄大な自然、美味しい食べ物、美しく広い街路などです。もちろん、これは小樽市、岩見沢市など、札幌管内の他の街にも当てはまることです。

 

夏は爽やかですし、台風はほとんど来ません。冬は寒いですが、室内は暖かいので、本州の冬より暮らしやすいと言う人も結構います。

 

また、スポーツや文化面の環境にも恵まれています。冬のスキー、スケートはもちろんのこと、ゴルフ場も市内中心部から1時間以内のところにたくさんありますし、テニスコートも市内のあちこちにあります。近郊には登山に適した山もありますし、小樽市にはヨットハーバーもあります。文化面では、札幌交響楽団が、最高の音響を世界に誇る札幌コンサートホール「キタラ」を本拠に活動しています。また、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」とサッカーJリーグの「コンサドーレ札幌」が、全天候型スタジアム「札幌ドーム」を本拠として活動しています。

 

このように考えてみますと、札幌が「住んでみたい街」と言われるのも頷けるところです。実際、当会には道外の出身者も多く、たまたま大学や修習地が札幌だったのでそのまま札幌で弁護士をするようになったという会員も多いのです。

 

6 相談や受任事件の特徴

一般民事事件が主ですが、競走馬に関する事件や落雪による事故など、当地ならではの事件もあります。多重債務整理事件も少なくありませんが、ここ数年は減少傾向にあります。なお、最近は札幌近郊の地域(江別、北広島、恵庭、千歳など)に事務所を構え、地元に密着した相談活動を展開する会員も増えてきました。

 

第2 司法修習生のみなさんへ

当会の会員には、もともとは北海道に縁もゆかりもなかったという人も多数います。前記のとおり、当会は、自由闊達な、オープンで明るい雰囲気を持っており、委員会活動などを通じて会員間の縦横のつながりをたやすく作ることができます。

 

札幌弁護士会は皆さんの入会を心からお待ちしております。

 

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