ひだかひまわり基金法律事務所(北海道)

所在地 〒056-0017北海道日高郡新ひだか町静内御幸町3-1-78 2階
TEL 0146-43-1206
FAX 0146-43-1207

開設

2005年4月1日

 

所長

  • 初代所長
    成田 史郎 2005年4月~2009年9月
  • 2代目所長
    秋元 忠史 2009年10月~2013年3月
  • 3代目所長
    原 英士 2013年4月~

交通

  • 自動車…札幌から約2時間30分
  • 電車…札幌方面への電車は、1日7本あり
  • バス…札幌方面への高速バスも、1日7本あり

成田弁護士から事務所の紹介

1. 総論

当事務所は、北海道日高郡新ひだか町にあります。新ひだか町の人口は約2万7000人であり、日高管内の総人口は約8万人です。日高管内には、当事務所も含め2つの法律事務所があります。当事務所が設立されたことにより、日高地域はいわゆるゼロワンの状態を脱したことになります。


2. 業務内容

日高地域には、当事務所も含め2つの法律事務所がありますので、事件が殺到するというような状況にはありません。他方、決して経営が不安定というわけではなく、忙しい毎日をおくっています。
日高地域は競走馬の生産地として有名です。それ故、地域特有の事案として、競走馬の取引に関する紛争があります。競走馬の取引は、独特の形態で行われており、当初は理解するのに苦労しました。
また日高地域は、毛ガニやウニの産地でもあり、これらの密漁に関する刑事事件も多くあります(北海道海面漁業調整規則違反という罪名になります)。


消費者事問題や刑事事件等、特に迅速な対応が必要となる事案では、地域に貢献できたと自負できる場面もあり、やりがいを感じます。
3. 司法過疎地域の特徴

事務所所在地は、札幌地方裁判所浦河支部の管轄となります。
浦河支部には、裁判官が常駐していません。これは、大都市とは大きく異なります。それ故、浦河支部の開廷日は月に2日だけであり、苫小牧支部の裁判官が出張してきます。月2日の開廷日に、すべて期日が集中することになります。開廷日が少ないことから、期日が2ヶ月先、3ヶ月先になることもあり、不都合を感じる場合もあります。
また開廷日が少ないことから、刑事否認事件については、浦河支部ではなく札幌本庁に起訴されるという事実上の運用となっています。浦河支部に起訴される案件については、自白事件ということが前提となっており、その意味で予断排除の原則は形骸化しているといえます。
他方、裁判所も、刑事事件については、多くの事件で即日に判決を言い渡す等の努力をしており、開廷日が少ないことの不都合は最小限の範囲におさまっています。


4. プライベート

住まいは、山の中の一軒屋を借りて住んでいます。離農された方から家を借りており、家の周りには、牧場が広がっています。人の数よりも、牛や馬の数の方が圧倒的に多いと思います。家の庭先を、エゾ鹿の群れが走ったりもしています。
私は、このような自然に囲まれた生活を気に入っています。田舎暮らしを楽しんでいます。こういった田舎暮らしを体験できることも、公設事務所赴任の醍醐味かもしれません。もっとも田舎とはいっても、都市機能はそれなりに充実しており、たいていの物は購入することが可能です。ファーストフード店も、ピザの宅配も、ちゃんとあります。
さすがに法律書を扱っている書籍店はありませんが、インターネットで購入することができるので不都合は感じません。


5. 修習生の皆様へ

公設事務所に赴任した弁護士としては、同志が増えることは何よりも心強く感じます。皆様も、是非、公設事務所への赴任をご検討下さい。