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HOME > 日弁連の活動 > 弁護士制度の改善 > 弁護士の研修(日弁連研修センター)

弁護士の研修(日弁連研修センター)

活動の概要

弁護士は、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とし、その使命達成のために職務の自由と独立が要請され、国家機関からの監督を受けない高度の自治を保障されています。


また、弁護士は、その使命を自覚し、自らの行動を規律する社会的責任、社会の多様な法的ニーズに応える責務を負っています。


そこで日弁連は、弁護士である会員に対する新人育成、綱紀確立・倫理保持、業務知識の向上等を目的とした研修の企画立案、管理及び運営のために、1958年に発足した「特別研修委員会」を2003年6月1日から「日弁連研修センター」に改組し、充実した会員研修を行うために取り組んでいます。


日弁連が行う弁護士研修の概要

1 新規登録弁護士研修

弁護士登録1年目の新入会員が、責任ある法曹実務家として弁護士業務を行ううえで、最低限習得しておくべき事項を身につけるための研修です。


日弁連は、1999年に制定した新規登録弁護士研修ガイドラインにおいて、「弁護士としての心構え」、「現代社会における弁護士の役割」、「弁護士倫理」をはじめとした7項目を必修項目と定めるとともに、各弁護士会において新規登録弁護士に対する研修義務を課すこと及び弁護士会連合会又は弁護士会においてガイドラインに沿った研修を実施することを要請しています。


2 倫理研修

弁護士の不祥事防止と市民の弁護士に対する信頼の維持・獲得に向けて、弁護士の綱紀を確立し、倫理を保持するための研修です。


弁護士には、倫理研修規程及び規則に基づいて、登録後定期的(登録初年度、満5年、満10年、その後10年毎)に倫理研修に参加する義務が課せられています。


2009年度に義務を課せられた会員の98.6%が、倫理研修に参加しています。


3 夏期研修

日弁連が行う研修の中で最も歴史のある研修で、1958年から毎年夏に開催している研修です。現在では、全ての弁護士会連合会と沖縄の合計9地区で開催しています。


また、夏期研修では、法律業務に直接役立つ内容から知識や教養を高める内容まで充実した講義を行っているため、講演内容を「日弁連研修叢書 現代法律実務の諸問題」として刊行しています。


4 特別研修

最新の法律改正や法律業務に直接役立つ内容などを中心に、2003年から、ほぼ毎月、東京で開催しています(年間約30講座)。


また、東京で行われる研修の模様を、衛星中継等を利用して全国各地の会場に同時中継するとともに、収録した模様を研修終了後にeラーニングとして配信していますので、研修当日に業務の都合などによって参加できなかった会員も、インターネットを通じて研修を受講することができます。


5 eラーニング

インターネットに繋がるパソコンがあれば、いつでもどこでも研修の受講ができるサービスで、日弁連は、2007年から本格的に導入しました。


これまでに開催した特別研修に加えて、eラーニング専用の講座を制作して、会員に提供しています。


6 弁護士資格付与に関する指定研修

2004年の弁護士法改正により、司法試験合格後、司法修習を経ずに国会議員、企業法務、公務員等として一定期間従事した者などに、研修の受講と法務大臣の認定を要件として弁護士資格が付与されることになりました(弁護士法第5条)。


この法改正に伴い日弁連は、2004年から法務大臣の指定を受けて弁護士業務についての研修を実施しています。


7 その他

日弁連が行う研修以外にも、各地の弁護士会及び弁護士会連合会が主催する研修も活発に開催されています。日弁連は、各会と相互に協力しながら、弁護士の育成に取り組んでいます。


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